吹田市生まれ江坂育ちの47歳。二児の父。
環境エネルギー関連会社勤務。
大学で環境・エネルギーについて学び、持続不可能な世の中の現状を知り、自分にできることをなんとかしたいと今の仕事を始めた。
その仕事の中で能勢・豊能地域に関わり、日本の原風景に癒される反面、崩壊していく里山の姿を目の当たりにしていた。
いわゆる根っからの仕事の虫なタイプで、ついつい いつも夜遅くまで忙しくしていた。
それはもちろん家族を不自由なく養うためでもあった。
ある日、子どもたちを自分の仕事場でもある能勢・豊能地域の野外活動フィールドに連れて行った。
すると途端に広い野原を駆け回り、木工をしたり、バーベキューでちょっとした火遊びをしたりと生き生きとしだす子どもたち。
たしかに自分の住んでいるエリアは自然を感じにくいし、公園は狭く制限も多いし、ボール遊びさえも禁止されているようなところまであるから、そりゃあこれだけ自然溢れるところは楽しいだろうなぁと。
段々と日も落ちてきたので、花火をすることになり、その時に上の子どもがぼそっと言った。
『僕、人生で花火するの2回目なんだよねぇ』と。
正直かなりはっとさせられた。
自分たちが子どもの頃は、当たり前にできていたような自然遊びや体験を、自分の子どもたちにはほとんど経験させてやれていなかったことに気づかされた…。
…そんなとき父親から、生まれ育った江坂で『空いた土地を有効活用できないか』と相談を受けた。
『昔はこんなビルとかマンションだらけじゃなくて、もっと空も広くて良かったんや。マンションなんか建てても地域の人たちのためにもならへんし、この街の人たちのために良き活用をして欲しい』と。
それならば、まちなかで自分のように休みの過ごし方に困っている人が『里あそび』を楽しめる空間をつくれば、大人も子どもも自分を解放し、良い時間が過ごせるのではないかと。
そんな思いで、共感してくれる仲間と
【江坂ひととき】をつくりはじめた。
@esaka.hitotoki
そのプロジェクトの第一弾として、
10/12(土)にカフェがオープンする。
まずはここを入り口に、能勢・豊能エリアをはじめ、里山との関係人口を増やしていきたい。
_
『ひとときプロジェクトはまだ始まったばかりです。
私だけじゃなく、こういう課題感をもった親御さんたちも多いんじゃないでしょうか。
この想いに共感してくださるお客さんたちが、そして仲間が1人でも多く、江坂ひとときテラスに集まり、良きコミュニティとして江坂の皆様に愛されるようなお店をつくっていきますので、どうぞ宜しくお願い致します‼︎』