江坂ひとときができるまで
森で木を選ぶ
能勢の森へ向かう

江坂から車を北へと1時間ほど走らせ、榎原さん、構造設計を担う山田憲明さんと共に能勢町へ。大阪府森林組合の花﨑さん、山田さんと合流し、今回使用する木材を選ぶため、山に入ります。
伐採には適期がある

落葉広葉樹は、成長が止まる冬が伐採の適期です。
2 月に立った状態の木を選びにいく予定でしたが、大雪のため断念。時期を逃さないよう、森林組合が切ったものを現場に残してくれていました。
広葉樹の違いを知る

伐採した樹種は、クヌギ、コナラ、アベマキ。寸法や乾燥の仕方、加工の方法、広葉樹らしさ、曲がり具合、キズやコブの様子。横たわる木をじっくり見て、建築に使う木を選定していきました。
柱になる木を選ぶ

良い木が見つかったらメジャーを当て、必要な長さが取れるか、コブの位置はどうかを見定めます。
こうしてクヌギとコナラ4本を選定。残り6本はそれを参考に森林組合で選ぶことに。